資産形成コラム

医師におすすめの投資を紹介|節税にも繋がる資産運用方法とは

患者さんと向き合い医療を提供しなければならない医師は、ゆっくりとした時間もありません。

研修医時代は常に技術を学び、収入が増えてからも仕事に追われる毎日でしょう。
忙し過ぎて何に使ったかも思い出せない等、気づいた時には貯蓄が減っているケースもあります。
将来に備え投資を運用し、資産形成に役立てましょう。

今回は医師におすすめの節税に繋がる資産運用の方法についてご紹介します。

資産運用のための投資の種類


一般的な資産運用の特徴をご紹介します。

●リスク小:預金 国債
最も安全に運用できますが、金利が低いため思いどおりには増やせません。
資産を守る管理先としてはおすすめです。
国債は国が破綻しない限り、元本保証されています。

●リスク中:投資信託(ETF、外貨MMFなど) 株式投資 不動産投資 ヘッジファンド
プロに任せれば配当利益を得られるでしょう。もちろん自分でも銘柄を選べます。
社会情勢の影響を受けるため、場合によっては損失が生まれる可能性もあります。

●リスク大:FX 先物取引 仮装通貨
売買のタイミングを見逃さなければ、条件によって少額投資で高額な利益を出せます。
FXと仮装通貨は24時間取引可能です。
相場の変動も大きいため注意が必要です。

医師におすすめの投資


「知識を持っていない、臨床で忙しい」そんな医師におすすめの投資をご紹介します。

投資にはリスク管理も必要です。
たとえ一時的にうまく運用しても、仕事の合間に常時確認はできません。
損をしない取引には労力も求められるため、安心できる投資運用の参考にしてください。

●個人型確定拠出年金
掛け金や受給時に税制優遇(所得税や住民税等)されます。利益が非課税。

●投資信託積み立て
プロへ任せて資産を運用。分散投資も可能でリスクを軽減できます。

●コンサルを受けた証券取引
株価の値上がりで配当金増。株主優待を利用できます。

●貯蓄型保険
保険の保障に加え、解約や満期時にお金を受け取れます。

●不動産投資
信頼できるパートナーを見つけることがポイントです。

不動産投資で失敗したくないなら、こちらのページをご確認ください。
医師の資産運用に不動産投資がおすすめの理由|メリット・デメリットを解説

医師が投資に失敗する理由


医師が投資に失敗するのは、知識や情報を持たず、任せすぎた際が挙げられます。
例えば不動産投資であれば、

● 空室が埋まらず家賃収入を得られない
● 住宅ローンを組みやすいため物件を増やし、投資額ばかり大きくなる
● 営業マンの節税対策にあおられ、条件の悪い物件を契約する
● 忙し過ぎて管理できなくなる
● 物件管理の経費を計画に入れていない

といったケースです。
他の投資であっても、知識や情報を持たないままお金をつぎ込むのは危険です。
医師であるからこそ言葉巧みに近づく営業マンもいます。
「任せておけば大丈夫」と思えるケースもあるかもしれませんが、確認してから投資をしましょう。

警戒を強めるばかりでは運用できませんが、専門家と相談しながら進めると安心です。
正しい情報を身に着けてから始めましょう。

投資で失敗する前に、確実に成功を手にするための準備をしてください。
投資のプロであるコンシェルジュを近くにおきましょう。
コンシェルジュの一覧はこちらから

医師が投資するメリット・デメリット


医師が投資をするメリットとデメリットは以下が挙げられます。

<メリット>
● 節税対策
● 将来に備えられる
(医療環境の変化:診療科による格差、待遇条件の低下等)

<デメリット>
● 確定申告の事務手続きも増える
● 値動きが早く損失もある

それぞれについて解説していきます。

医師が投資するメリット

医師は高収入ですが、支払わなければならない税金も高額です。
投資を行えば控除を受けられるため、節税に繋がります。資産形成をしておけば不安なく暮らせるでしょう。
お子様が医師を目指す場合や万が一の場合でも、お金の心配をする必要はありません。

また、体調を崩し働けなくなった時も不労所得を得られます。
毎月コンスタントに収入を得られている時期だからこそ、今のうちに資産を築いておけます。
さらに医療訴訟に備え、費用補填としても有効です。

医師が投資するデメリット

デメリットとしては確定申告の手間が増えるため、事務処理の負担も考えられます。
通常業務以外で動かなければならないため、時間的な煩わしさを感じるかもしれません。
税理士へ頼めば費用も発生します。

不動産投資をすれば、不動産取得税や固定資産税の支払いがあります。
株式投資や先物取引など、未経験であればあるほどリスク管理や利益追求の難しさを実感するでしょう。
臨床している間の値動きもあるため、損失を防ぐための行動を起こしにくいです。

研修医でも投資は可能か


研修医でも投資は可能です。
一方でまだ収入の多くない研修医だからこそ、投資に走りやすい背景も考えられます。
何の知識も持たず、投資を始めるのは控えた方がいいでしょう。

医師は社会的な信用度も高く、投資をすすめる営業マンのターゲットに選ばれやすいです。
大きく増える可能性もありますが、大きな損失を出して生活が困窮するかもしれません。

磨かなければならない技術や覚えなければならない知識も多く、
本業に差し障らないようにすることが肝要です。

医師投資家のブログを紹介


医師としての職務をこなしながら、投資している人のブログをご紹介します。

●不動産投資に特化したブログ
勤務医でありながら不動産投資を行っています。
確定申告をした時の住宅ローン控除額や納税額などを公開し、実際にどのくらいの金額が還付されたかも明記しています。
研修医時代から始め現在は複数の不動産を所有しています。
借入残高の記載もあるので、どうすれば不動産投資を続けられるかわかります。

●株式投資や資産形成についてのブログ
神経内科の先生が書かれています。
相場が暴落した時の対応や投資判断について、長年株式投資を続けてきたからこその鋭い視点で切り込んでいます。
読者からの質問にも記事内で答えており、医療業界以外の方とも交流しています。

まとめ


節税や将来の備えとして、医師の投資はおすすめです。

ただ、何の知識や情報もなくはじめてしまうと成功の可能性を下げてしまいます。
いきなり始めるのではなく、まずは専門家の意見を聞くことをおすすめします。

相談しながら投資先を選び、事前に知識を吸収しておきましょう。
始まりは小さな1歩だとしても、資産として積み上げられます。
ぜひこの記事を参考に検討してみてください。

コンシェルジュ
八木橋 辰夫Tatsuo_Yagihashi

紳士服の営業として13年勤務。その後MR、管理職として医療業界に18年携わり、その後弊社へ。

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